『炎精の蝶』こっちょりおえかき  ↑ 新

2013.08.18 暑中見舞いキリィ

暑中見舞いのキリィさん。上着とマントなし。ちょっと髪の毛間違えたです……
自分で考えておきながら、構造がわからん衣装です。とりあえず、派手!

 

2012.12.15 炎精の蝶

5周年だったから描いてみたんだけど……無愛想でいらっしゃる。

 

2011.03.09 キリィ

いつもどこか悲しそうだったり寂しそうだったりする気がするキリィたんなので、ちょっと可愛く描いちゃろう! とがんばって小首など傾げてみました(≧∇≦)

正装は、この上にフード付きのマントをつけます。鳥さんの杖はお気に入り。

 

2010 拍手お礼画面用のキリィ

正装。髪の毛が途中で切れているのはきっと気のせい。

以下は拍手画面で使用していたおみくじ結果。「吉」。

吉だ。
不安なことも辛いことも、生きていればいくらでもあるだろう。
疲れたなら、なにかに寄りかかって休むことも必要だ。
だが、おなじ数だけ喜びがあると、わたしは信じたいのだ。
生きるということは、それ自体が魔法。
真名という強力な呪文で魂と身体は、ほら。
こうして、ここに。
それだけでも、わたしは嬉しいと思うのだ。
……って、なんだと? 真面目すぎる? 真面目で何が悪い。
オイコラ、そこの犬ころ、胡散臭そうな顔をするな! おすわりっ!
 

 

2010.07.18 キリィ(暑中見舞い用)

夏はキリィの季節だとは思うけれど、まったくもって夏らしくない……色味がなんとなく秋っぽい。

でも、ちょっとキリィの顔色が良いみたいなので、いいや。

ちなみにちょん切ってしまったけれど、ボトムはスカートではないです。かぼちゃぱーんつ(?)。

 

グラスランド

歌う、風 …… グラスランド


花を揺らして月をくすぐる、和毛のように。

波と踊って雲と飛ぶ、飛羽のように。

僕の祈りは、空をゆく。 

 

ぽやっとしたカンジにしたかったのー。

 

『炎精の蝶』

暑中見舞いなのー。若づくりです。

痛みの記憶 …… キリィ・ヴァンデイン


塔のなか、わたしはやがて訪れる朝に怯えていた。
まるい天窓から目を逸らすように、膝を抱えて。
悪魔であるおまえは、陽光に焼かれて灰となり滅びる。
そう、教えられていた。
手足に絡まる霜に覆われた冷たい鎖が、薄い皮膚を焼く。
滅びるのが怖いわけではなかった。
ただ、痛いのは嫌だった。
言葉を覚えてから理解した、浴びせられる罵詈讒謗には慣れた。
けれど、痛みにだけはどうしても慣れなかった。
焼かれると、痛い。
それは押しつけられたちいさな火で知った。
だから、灰となって滅びるほどに焼かれることが、怖かった。
怖くて怖くて、骨の浮く痩せた身体がどうしようもなく震えて。
逃げて、と。
過去に罪を犯したという、わたしに言葉を与えたひとが、扉を開け放ち。
鎖を断って。
わたしの青白い腕をとり。

だから。

白み始めた空の下、そのひとが胸に杭を打たれて冷たくなったとき。
わたしは痛みに、焼かれた。
青銀の焔はわたしを飲み込み、わたしの痛みを吸い上げて。

いまも、燃え盛る。


 

……結構苦労してます。このひと。
衣装の意匠は、四翼の鳥。これはカナンリルドの宮廷魔導師長のしるしなのですー。
カナンリルドにいる魔神が四翼の鳥の姿をしているらしい、というところからw

 

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